【プロが警告】買ってはいけない中古マンション15の特徴と見抜き方
【プロが警告】買ってはいけない中古マンション15の特徴と見抜き方|後悔しない選びのコツ
- ・【プロが警告】買ってはいけない中古マンション15の特徴と見抜き方|後悔しない選びのコツ
- ・そもそも「買ってはいけない中古マンション」とは? – 失敗を避けるための基本原則
- ・【専門家が徹底解説!】買ってはいけない中古マンションの具体的特徴リスト
- ・プロはこう見る!「買ってはいけない中古マンション」を確実に見抜くための調査ステップ
- ・もし気になる物件が「買ってはいけない特徴」に該当しそうだったら? – プロが教える対処法と最終判断の基準
- ・【実践用】後悔しないための中古マンション購入・最終確認チェックリスト
- ・まとめ:「買ってはいけない特徴」を理解し、賢い中古マンション選びを
- ・中古マンションの購入、不安な点はプロにご相談ください!
中古マンションは、新築に比べて価格が手頃であったり、選択肢が豊富であったりと多くの魅力があります。しかし、その中には絶対に手を出してはいけない、購入後に大きな後悔に繋がりかねない物件も残念ながら存在します。「せっかく夢のマイホームを手に入れたのに…」と頭を抱えることにならないよう、事前の情報収集と慎重な判断が何よりも重要です。
この記事では、不動産取引のプロである私たち「株式会社アルファ土地販売」が、長年の経験と専門知識に基づき、「中古マンション 買ってはいけない 特徴」が具体的に何なのか、プロがどのようにしてそれらを見抜いているのか、そして万が一そうした物件に遭遇しそうになった場合の賢明な対処法まで、徹底的に解説します。
この記事を最後までお読みいただければ、後悔しないための中古マンション選びに必要な確かな知識と判断基準を身につけ、安心して理想の住まい探しを進めることができるようになるはずです。
そもそも「買ってはいけない中古マンション」とは? – 失敗を避けるための基本原則
「買ってはいけない中古マンション」と一言で言っても、その理由は様々です。しかし、大きく分けると以下の3つの原則に集約されます。
原則1:資産価値が著しく低い、または将来的に大きく下落するリスクを抱える物件
購入した価格よりも大幅に価値が下がる、あるいは売却したくても買い手がつかないような物件は、将来的なライフプランの変更に対応しづらくなります。
原則2:住まいの安全性・安心な生活を根本から脅かす問題を抱える物件
耐震性に問題がある、水漏れや雨漏りが頻発する、周辺環境に深刻な問題があるなど、日々の生活の安全や快適性が損なわれる物件は避けるべきです。
原則3:購入後、予期せぬ高額な費用や法的なトラブルに巻き込まれるリスクが高い物件
修繕積立金が異常に高額になったり、複雑な権利関係で訴訟に巻き込まれたりするような物件は、精神的にも経済的にも大きな負担となります。
私たち株式会社アルファ土地販売では、このようなリスクを未然に防ぐため、徹底した物件調査とお客様への正確な情報開示を何よりも大切にしています。
【専門家が徹底解説!】買ってはいけない中古マンションの具体的特徴リスト
それでは、具体的にどのような特徴を持つ中古マンションを避けるべきなのか、プロの視点から詳しく見ていきましょう。(各特徴について、「それがなぜダメなのか(具体的なリスク・影響)」と「プロはどう見抜くか(書類・内見時のチェックポイント、専門家への相談ポイント)」をセットで解説します。)
特徴1:建物の安全性・構造に深刻な懸念がある物件
- 旧耐震基準で適切な耐震補強がされていない:
なぜダメか? 1981年5月31日以前の建築確認で建てられた「旧耐震基準」のマンションは、震度5強程度の揺れで倒壊しない基準であり、現在の「新耐震基準(震度6強~7でも倒壊しない)」に比べて耐震性が劣ります。大地震が発生した場合、倒壊のリスクや資産価値の大幅な下落が懸念されます。
プロの見抜き方: まず「建築確認済証」の日付を確認します。旧耐震であっても耐震診断や耐震改修工事が行われているか、その結果や工事内容を詳細に確認します。
- 建物に明らかな傾きや大規模なひび割れが見られる:
なぜダメか? 地盤沈下や構造上の欠陥を示唆している可能性があり、建物の安全性に直結します。修繕には莫大な費用がかかることもあります。
プロの見抜き方: 内見時に壁や床、窓枠などに傾きがないか、外壁や基礎に0.5mm以上の構造クラック(建物の構造に影響するひび割れ)がないかなどを目視や専門器具で確認します。
- 雨漏りや水漏れの形跡、またはそのリスクが高い:
なぜダメか? 建物の躯体を傷め、カビの発生による健康被害や、シロアリ被害の原因にもなります。繰り返す場合は根本的な修繕が難しく、費用もかさみます。
プロの見抜き方: 天井や壁のシミ、カビ臭、窓サッシ周りのコーキング劣化などを確認。過去の修繕履歴や、上階や隣接住戸での水漏れ事故の有無もヒアリングします。
- 既存不適格建築物・違法建築物:
なぜダメか? 建築時は適法でも、その後の法改正で現行の基準に適合しなくなったのが「既存不適格」、建築時から違法なのが「違法建築」です。増改築が制限されたり、住宅ローン審査が厳しくなったり、売却時に不利になったりする可能性があります。
プロの見抜き方: 建築確認済証や検査済証、増改築の履歴などを確認し、現行法規との整合性を調査します。
- 再建築不可物件:
なぜダメか? 現在の建築基準法上、一度取り壊すと新たな建物を建てられない土地にあるマンションです。資産価値は極めて低く、住宅ローンも組めない場合がほとんどです。
プロの見抜き方: 建築基準法上の接道義務(幅4m以上の道路に2m以上接しているか)などを役所で調査します。
特徴2:管理状態が劣悪で、マンション全体の将来性が危ぶまれる物件
- 管理組合が適切に機能していない:
なぜダメか? 管理組合が機能不全に陥っていると、必要な意思決定ができず、マンションの維持管理が適切に行われません。総会の参加率が極端に低い、特定の区分所有者の意見ばかりが通る、議事録がきちんと作成・保管されていないなどが危険信号です。
プロの見抜き方: 直近数年分の総会議事録を閲覧し、議論の内容、決定事項、参加率、役員の選任状況などを確認します。
- 修繕積立金が極端に安い、または既に不足している:
なぜダメか? 将来必ず必要になる大規模修繕工事の費用が賄えず、工事の延期や質の低下、あるいは一時金の高額徴収や修繕積立金の大幅な値上げに繋がります。これは「修繕積立金 足りない デメリット」として深刻な問題です。
プロの見抜き方: 長期修繕計画書と修繕積立金の残高、月々の積立額の妥当性を比較検討します。国土交通省のガイドラインなども参考にします。
- 大規模修繕が計画通りに行われていない、または計画自体がずさん:
なぜダメか? 建物の劣化が急速に進み、資産価値の低下や住環境の悪化を招きます。
プロの見抜き方: 長期修繕計画書の有無と内容(周期、工事項目、予算)、過去の修繕履歴を確認します。
- 共用部分(廊下、ゴミ置き場、駐輪場など)が著しく汚い、または荒れている:
なぜダメか? 管理が行き届いていない証拠であり、住民のモラルの低下や、マンション全体の「管理状態 悪いマンション 末路」を暗示している可能性があります。
プロの見抜き方: 内見時に専有部分だけでなく、エントランス、廊下、階段、エレベーター、ゴミ置き場、駐輪場などの清掃状況や整理整頓具合を細かくチェックします。
特徴3:立地・周辺環境に看過できない問題を抱える物件
- ハザードマップで洪水・土砂災害・液状化などの危険度が高いエリアに位置する:
なぜダメか? 自然災害のリスクが高く、生命や財産に危険が及ぶ可能性があります。保険料が高額になることも。
プロの見抜き方: 自治体が公開している各種ハザードマップを必ず確認し、物件の所在地と照らし合わせます。必要であれば過去の災害履歴も調査します。ハザードマップ 確認は必須です。
- 騒音(交通、近隣施設、基地周辺など)・振動・悪臭・日照問題が深刻:
なぜダメか? 日常生活の快適性が著しく損なわれ、健康被害に繋がることもあります。
プロの見抜き方: 時間帯や曜日を変えて複数回現地を訪れ、騒音レベル(特に窓を開閉して比較)、臭い、日当たりの変化などを確認します。近隣の工場や飲食店、交通量の多い道路、鉄道、米軍**基地周辺**などの存在もチェックします。
- 周辺に嫌悪施設(例:工場、廃棄物処理場など)がある、または将来的に建設される計画がある:
なぜダメか? 悪臭や騒音、景観の悪化などにより住環境が悪くなる可能性があります。
プロの見抜き方: 周辺を実際に歩いて確認するほか、自治体の都市計画情報や開発計画を調査します。
- 治安に不安があるエリア:
なぜダメか? 安心して暮らせず、特に女性や子供がいる家庭にとっては大きな問題です。
プロの見抜き方: 警察署が公開している犯罪発生マップや、実際に夜間に現地を歩いてみて街灯の状況や人通りを確認します。
- 将来的な都市計画の変更や大規模開発により、住環境が悪化する明確なリスクがある:
なぜダメか? 購入時には良好な環境でも、将来的に目の前に高層ビルが建って日当たりが悪くなる、道路計画で騒音が悪化するなどの可能性があります。
プロの見抜き方: 自治体の都市計画図や長期的な開発計画を確認します。
特徴4:権利関係や法規制が複雑で、将来のトラブル要因となり得る物件
- 借地権付きマンション:
なぜダメか? 土地の所有権がなく、毎月地代を支払う必要があります。また、借地期間の満了、更新料の発生、売却や建て替え時の地主の承諾など、特有の制約や費用が発生します。
プロの見抜き方: 登記簿謄本で土地の権利関係を確認し、借地契約の内容(期間、地代、更新料、譲渡承諾料など)を精査します。
- 共有名義人の関係が複雑、または連絡が取れない共有者がいる:
なぜダメか? 売買や大規模なリフォーム時に全共有者の同意が必要になるため、手続きが非常に煩雑になったり、最悪の場合進められなくなったりするリスクがあります。
プロの見抜き方: 登記簿謄本で所有関係を確認し、売主から共有者の状況について詳細なヒアリングを行います。
- 建築協定や地区計画などで、リフォームや増改築に厳しい制限がある:
なぜダメか? 購入後に自分好みのリフォームや増改築ができない、または大幅に制限される可能性があります。
プロの見抜き方: 対象物件が該当する地域の建築協定や地区計画の内容を役所などで確認します。
特徴5:心理的瑕疵や近隣トラブルが隠されている可能性が高い物件
- 事故物件(いわゆる「いわくつき物件」)である:
なぜダメか? 過去に自殺、他殺、火災による死亡事故などがあった物件で、精神的な抵抗を感じる人が多く、資産価値も低くなる傾向があります。事故物件 確認方法を知っておくことが重要です。
プロの見抜き方: 売主や管理会社には告知義務がありますが、その範囲や期間には限りがあります。物件状況等報告書の確認、周辺での聞き込み、専門の事故物件情報サイトの確認(ただし情報の正確性には注意が必要)など、多角的に調査します。
- 過去に近隣住民との間で深刻なトラブル(騒音、ゴミ問題、ペット問題など)が頻発していた、または現在も継続中:
なぜダメか? 入居後に自身がトラブルに巻き込まれたり、不快な思いをしたりする可能性があります。
プロの見抜き方: 売主や管理会社へのヒアリング、可能であれば両隣や上下階の住民への聞き込み、マンション内の掲示板の注意書きなどを確認します。
特徴6:資金計画や住宅ローン審査に大きな支障が出る物件
- 金融機関の担保評価が極端に低く、住宅ローンが非常に通りにくい、または希望額に満たない:
なぜダメか? 購入の前提となる資金調達ができず、計画が頓挫する可能性があります。
プロの見抜き方: 物件の築年数、立地、管理状態などからおおよその担保評価を予測し、複数の金融機関に住宅ローンの事前審査を打診します。
- 購入に必要な諸費用(仲介手数料、登記費用など)や、購入直後に必須となる高額なリフォーム費用(給湯器交換、水回り一新など)が予算を大幅に圧迫する:
なぜダメか? 物件価格は手頃でも、総支払額が想定以上になり、資金計画が破綻するリスクがあります。
プロの見抜き方: 物件価格だけでなく、諸費用やリフォーム費用を詳細に見積もり、総予算を正確に把握します。内見時に設備の製造年月日や状態をチェックし、交換時期を予測します。
特徴7:将来的な資産価値の大幅な下落が避けられない物件
- 賃貸需要が見込めないエリアや間取り:
なぜダメか? 将来的に転勤や住み替えで売却・賃貸に出す際、買い手や借り手が見つかりにくく、大幅な価格下落や長期間の空室リスクを抱えます。これは「資産価値 下がるマンション」の典型例です。
プロの見抜き方: 周辺の賃貸市場の調査(家賃相場、空室率など)、将来の人口動態予測、ターゲットとなる入居者層に合った間取りかなどを分析します。
- 人口減少や産業衰退が著しいエリアに位置する:
なぜダメか? 地域全体の活力が失われ、不動産価格も下落しやすくなります。生活利便施設が減少する可能性もあります。
プロの見抜き方: 自治体の人口動態データや将来予測、基幹産業の動向などを調査します。
- 特殊な構造やデザインで、再販時の買い手が極めて限定される:
なぜダメか? 個性的すぎる物件は、売却時にターゲットが絞られ、希望価格での売却が難しくなることがあります。
プロの見抜き方: 一般的な市場ニーズからかけ離れていないか、過去の類似物件の取引事例などを参考に評価します。
プロはこう見る!「買ってはいけない中古マンション」を確実に見抜くための調査ステップ
では、これらの「買ってはいけない特徴」を具体的にどう見抜けば良いのでしょうか。私たち不動産のプロが実践する調査ステップをご紹介します。
ステップ1:徹底した書類チェック
物件情報だけでなく、以下の書類を隅々までチェックし、リスクの芽を早期に発見します。
- 登記簿謄本: 所有権、抵当権などの権利関係、土地の地目、面積などを確認。
- 建築確認済証・検査済証: 建物の適法性、新耐震基準か旧耐震基準かの判断材料。
- 物件状況等報告書(告知書): 売主が知る物件の瑕疵(雨漏り、シロアリ被害など)や過去の修繕履歴などを確認。
- 重要事項説明書(案): 法令上の制限、インフラ状況、管理規約の概要など、契約前に必ず説明される重要事項。
- 管理規約: ペット飼育、リフォーム、楽器演奏など、マンションのルール全般。
- 長期修繕計画書: 大規模修繕の計画内容、時期、予算、積立金の状況。
- 総会議事録(直近2~3年分): 管理組合の運営状況、過去のトラブル、今後の大きな変更点など。
ステップ2:内見時のプロの視点
内見は、書類だけでは分からない物件の実態を把握する絶好の機会です。
- 構造部分: 壁や床の傾き、大きなひび割れ、基礎の状態(可能な範囲で)。
- 設備: 水回り(水圧、排水、臭い、給湯器の製造年)、換気扇、エアコンの設置状況や配管。
- 共用部: エントランス、廊下、階段、エレベーター、ゴミ置き場などの清掃状況、管理状態、掲示板の内容。
- 周辺環境: 時間帯や曜日を変えて複数回訪問し、日当たり、風通し、騒音、臭い、近隣の雰囲気などを確認。
ステップ3:住宅診断(ホームインスペクション)の賢い活用法と限界
専門家(建築士など)による住宅診断は、目視では分かりにくい建物の劣化状況や欠陥を発見するのに有効です。ホームインスペクション 必要性は非常に高いと言えます。
- 依頼のタイミング: 購入申し込み後、契約前が一般的。
- 誰に依頼すべきか: 利害関係のない中立的な立場のインスペクターを選ぶ。
- 報告書のどこを重視するか: 緊急性の高い不具合、修繕にかかる費用の概算など。
- 限界: あくまで非破壊検査が基本なので、壁の中など全てが見えるわけではありません。
ステップ4:周辺環境の徹底調査
物件だけでなく、その街や周辺環境が自分に合っているかも重要です。
- 昼夜・平休日の雰囲気: 人通り、交通量、騒音レベルの変化。
- 近隣住民への聞き込み(可能な範囲で): 住み心地や地域の情報を得る。
- 自治体情報確認: 都市計画、ハザードマップ、子育て支援制度、ゴミ出しルールなど。
株式会社アルファ土地販売のサポート
私たち株式会社アルファ土地販売では、お客様が安心して中古マンションをご購入いただけるよう、これらの調査ステップを徹底してサポートしています。長年の経験に基づいた独自のチェック項目を設け、専門的な視点から物件を厳しく評価し、お客様への正確かつ分かりやすい情報開示を何よりも大切にしています。お客様に代わって各種書類の取り寄せや精査、専門家(ホームインスペクターなど)の手配も行い、あらゆる角度からリスクを洗い出します。「中古マンション リスク 回避」のための最良のパートナーでありたいと考えています。
もし気になる物件が「買ってはいけない特徴」に該当しそうだったら? – プロが教える対処法と最終判断の基準
調査の結果、気になる物件が何らかの「買ってはいけない特徴」に該当しそうだと分かった場合、どうすれば良いのでしょうか。
リスクの度合いと、それが自身の許容範囲内かどうかの見極め方
まずは、そのリスクがどの程度のものか、修繕や対策でカバーできる範囲なのかを冷静に評価します。例えば、多少の修繕積立金不足であれば将来の値上がりを覚悟できるか、旧耐震でも適切な補強がされていれば許容できるかなど、ご自身の価値観や資金力と照らし合わせます。
価格交渉や契約条件の変更でリスクヘッジできる可能性
発見されたリスクの程度によっては、売主に対して価格交渉を行ったり、契約書に特約(例:特定の不具合が発見された場合の修繕費用負担、契約解除条件など)を盛り込んだりすることで、リスクを軽減できる場合があります。
リフォームや追加工事で問題点を解消できるか、その費用対効果
建物の劣化や一部の設備不良などは、リフォームで解消できることもあります。ただし、その費用と効果をしっかり見極める必要があります。リフォーム費用を含めた総額で、物件の価値が見合うかを判断しましょう。
最終的に「買うべきか、見送るべきか」を判断するためのセルフチェックポイント
- そのリスクは、自分の力でコントロール可能か?
- そのリスクを許容してでも、その物件に住みたい魅力があるか?
- 将来、売却や賃貸に出す際に大きな障害とならないか?
- 専門家のアドバイスを十分に理解し、納得できたか?
不安な場合は、迷わず信頼できる不動産の専門家に相談する重要性
ご自身での判断が難しい場合や、少しでも不安を感じる場合は、決して一人で抱え込まず、信頼できる不動産の専門家にご相談ください。私たち株式会社アルファ土地販売のような仲介業者はもちろん、必要に応じて建築士や弁護士といった専門家の意見を聞くことも、後悔しないためには非常に重要です。
【実践用】後悔しないための中古マンション購入・最終確認チェックリスト
ここまで解説してきたポイントを元に、株式会社アルファ土地販売がお客様のために作成した「中古マンション購入・最終確認チェックリスト」です。内見時や書類確認時にぜひご活用ください。(記事の最後にこれらのチェックリストをまとめてダウンロードできるPDF形式で提供することを想定しています。)
□ 内見時チェックリスト(建物全体・共用部編)
- 外壁:大きなひび割れ、タイルの浮き・剥がれ、チョーキング(手で触ると白い粉が付く)はないか? 【記録: 】
- エントランス・集合ポスト:清掃状況、郵便物の散乱、破損はないか? 【記録: 】
- 廊下・階段:清掃状況、照明(球切れなど)、手すりのぐらつきはないか? 【記録: 】
- エレベーター:動作音、異臭、点検記録は適切か? 【記録: 】
- ゴミ置き場:分別ルール、清掃状況、臭いはどうか? 【記録: 】
- 駐輪場・駐車場:整理整頓状況、空き状況、料金は適切か? 【記録: 】
- 掲示板:管理組合からのお知らせ、総会の案内、近隣トラブルに関する注意書きなど、内容はどうか? 【記録: 】
- その他共用施設(あれば):集会室、キッズルームなどの管理状況は? 【記録: 】
□ 内見時チェックリスト(専有部分・室内編)
- 玄関:ドアの開閉スムーズさ、鍵のかかり具合、収納の大きさ・使い勝手は? 【記録: 】
- 各部屋(リビング・洋室・和室):
- 壁・天井:シミ、カビ、ひび割れ、クロスの剥がれはないか? 【記録: 】
- 床:きしみ、沈み、大きな傷や汚れ、傾きはないか?(ビー玉などで確認) 【記録: 】
- 窓・サッシ:開閉スムーズさ、鍵、網戸の有無、結露の跡、断熱性・気密性はどうか? 【記録: 】
- 収納(クローゼット、押入れ):広さ、棚板の有無、カビ臭はないか? 【記録: 】
- 日当たり・風通し:時間帯や季節による変化を考慮してどうか?(再訪問で確認推奨) 【記録: 】
- キッチン:
- シンク・水栓:水圧、排水状況、水漏れ跡、臭い、サビはないか? 【記録: 】
- レンジフード・換気扇:動作音、油汚れ、吸い込みは十分か? 【記録: 】
- 収納:量や使い勝手、扉の開閉はスムーズか? 【記録: 】
- 浴室・洗面所:
- 水栓・シャワー:水圧、温度調節、排水状況、水漏れ跡は? 【記録: 】
- 換気扇:動作音、吸い込み、カビの発生状況はどうか? 【記録: 】
- 給湯器:製造年月日(10年超なら交換時期近い)、エラー表示はないか? 【記録: 】
- トイレ:排水状況、臭い、換気、便器や床の汚れ・破損は? 【記録: 】
- 設備全般:
- エアコン:設置可否、スリーブ(配管穴)の位置、室外機置き場は? 【記録: 】
- コンセント・スイッチ:位置、数、破損はないか? 【記録: 】
- 照明器具:設置状況、明るさは十分か? 【記録: 】
- その他:
- 全体的な臭い(カビ、ペット、タバコなど)は気にならないか? 【記録: 】
- 騒音レベル(上下左右の住戸からの生活音、外部からの交通音など)は許容範囲か? 【記録: 】
- 携帯電話の電波状況は良好か? 【記録: 】
□ 書類確認チェックリスト
- 登記簿謄本: 所有権は売主か?差し押さえや複雑な権利関係はないか?
- 建築確認済証・検査済証: 新耐震基準(1981年6月1日以降の建築確認)か?検査済証はあるか?
- 管理規約・使用細則: ペット飼育、楽器演奏、リフォームに関する制限は自身の希望と合うか?駐車場・駐輪場のルールは?
- 長期修繕計画書: 計画的な修繕が予定されているか?積立金の計画は妥当か?(国土交通省ガイドラインと比較)
- 総会議事録(直近2~3年分): 管理組合は円滑に運営されているか?過去に大きなトラブルや揉め事はないか?今後の修繕計画や積立金値上げに関する議論は?
- 重要事項調査報告書: 管理費・修繕積立金の滞納はないか?アスベスト使用の有無は?
- 物件状況等報告書(告知書): 雨漏り、シロアリ被害、給排水管の故障、事件・事故などの告知事項はないか?
- ハザードマップ: 物件所在地は洪水、土砂災害、液状化などのリスクエリアに該当しないか?
□ 「買ってはいけない特徴」回避のための最終確認ポイント
- この物件の耐震性は、自分の許容範囲内ですか?(はい/いいえ/要確認)
- 管理組合の運営や修繕積立金の状況に、将来的な不安はありませんか?(はい/いいえ/要確認)
- ハザードマップで示される災害リスクについて、十分理解し納得していますか?(はい/いいえ/要確認)
- 住宅ローンの審査や諸費用を含めた総支払額に、無理はありませんか?(はい/いいえ/要確認)
- この物件の将来的な資産価値について、ある程度予測できていますか?(はい/いいえ/要確認)
まとめ:「買ってはいけない特徴」を理解し、賢い中古マンション選びを
「中古マンション 買ってはいけない 特徴」を事前に理解し、一つひとつの物件を慎重に見極めることが、後悔しない購入のための最も重要なステップです。今回ご紹介した特徴やチェックリストが、皆様の物件選びの一助となれば幸いです。
完璧な中古マンションは少ないかもしれませんが、リスクを正しく把握し、専門的な調査を行い、そして信頼できる不動産会社としっかりと連携を取ることで、安心して購入できる物件は必ず見つかります。
株式会社アルファ土地販売は、お客様の立場に立ち、豊富な知識と長年の経験をもって、安全で納得のいく中古マンション選びを全力でサポートすることを改めてお約束いたします。物件の良い面だけでなく、潜在的なリスクについても包み隠さずご説明し、お客様が最良の判断を下せるようお手伝いさせていただきます。
中古マンションの購入、不安な点はプロにご相談ください!
「この記事を読んだけど、やっぱり自分だけで判断するのは不安…」「この物件、買ってはいけない特徴に当てはまるか見てほしい」「もっと具体的なアドバイスが欲しい」
中古マンションの購入に関して、少しでも不安や疑問がある方は、ぜひお気軽に株式会社アルファ土地販売にご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様一人ひとりの状況やご希望に合わせて、最適なアドバイスとサポートをご提供いたします。